物損高額損害のランキングでは、被害物件がトラックや積荷、建物ばかりで、私たちドライバーに関心のある乗用車が見当たりません。そこで、被害物件が乗用車の場合の過去の裁判例から、高額事例を抜き出してみました。第1位は、ベンツーリムジンの1200万円。平成4年10月8日、名古屋市中区の交差点で乗用車と出会い頭の衝突をし、ベンツは全損。損害は時価でした。第2位はポルシェの1031万円。名古屋港金城埠頭突堤に止めて花火遊び中、暴走族の乗用車が衝突し、ポルシェを海中に転落させたあと走り去りました。海水に浸かったポルシェは全損。初度登録後わずか6ヵ月で、国内でも珍しい車種たったため中古車市場での取引がなく、法定減価率82・5%を適用した時価が認められました。第3位は、ベンツの982万円。昼間、ベンツを運転中、前方左の駐車場から乗用車が路上に出ようとしていたのでセンターラインへ寄ったところ、目の前の別の乗用車と衝突。修理費、代車料、評価損がベンツの損害として認められました。第4位もベンツで868万円。東京世田谷区の道路を乗用車が走行中、駐車中のベンツ600SELに追突。修理費、評価損、代車料が損害として認められ、慰謝料は否認されました。第5位もまたまたベンツで820万円。高知市内の国道33号線は路面電車が通る道。軌道を乗用車のシグマが横切り、先の交差点を右折しようとしたところ、ベンツ560SELサンルーフと衝突。ベンツは交差点の信号機に、シグマは民家に衝突しました。ペンツの損害は全損で時価800万円からスクラップ代30万円を差し引いた770万円十代替車両購入諸経費が認められました。以下高額損害6〜10位にランキングされたクルマ5台のうち4台が外車でした。やっぱり外車は高いですね。そばを通るときは気をつけてり。
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